伊豆大島の波浮地区周辺に、「文学の散歩道」があります。
http://www.yamayo.biz/bungaku/matinami.html
戦前から昭和30年代にかけて、風待ち港として栄えた波浮港には
多くの文人たちも訪れ、様々な作品を残してくれました。
その多くの作品を石碑にして素敵な散歩道があります。
有名どころでは、与謝野晶子や野口雨情などがいますが、
井上圓了が残したのが表題の詩です。
大島に蚊と牛糞なかりせば不寒不熱の極楽の里
昔は島では多くの乳牛が飼われていて、
その牛乳が島の大事な産業だったようです。
ただ、そのために島のあちらこちらに落とし物があったようですね^^;
そして、蚊にもまた悩まされたようです。
こいつらは今でも変わらずに元気でして、真冬以外いつでも飛んでますね。
今年などは、夏の時分は雨が少なかったせいか
それほどでもなかったのですが、秋を迎えて、ますます盛んです。
ほんとに冬の季節風と蚊さえいなければ、大島も随分住みやすいのにな・・・